2023年9月ベスト製品
こちらは9月のベスト製品の『基礎防水下地鉄板』です。
建物の骨組みである「躯体(くたい)」を作る際、コンクリートを流し込むために使用する型枠で、スチール(鉄)厚さ1.6㎜のボンデ鋼板を使用して製作しました。
寸法は高さ500㎜、厚みは50㎜で、長さは箇所によって異なりますが、製品数が多く各パーツを繋ぎ合わせると7種類の型枠になります。
お客様から『溶接を表面に見せたくないので裏にしてほしい』とご要望をいただいたので、溶接ピッチ(溶接部毎の間隔)は通常より若干広めにし、作業後は溶接箇所のみ表と裏の両面、丁寧に錆止めを吹付けるなどして、できるだけ仕上がりが綺麗になる工夫をしました。
基礎型枠がしっかり作られていないと、コンクリートを流し込む際に漏れなどの危険があります。 また、基礎型枠は、躯体の精度ひいては建物の完成度をも左右しますので、各パーツを全て合体させ図面通りに正確に形になっているか何度も確認し、細心の注意を払ってお引渡しいたしました。
製品自体は見えない部分に使われますが、文字通り縁の下の力持ちとして建物を支えるために役立ってほしいものです。
商品カテゴリ | ベスト製品 |
用途 | 建物基礎の型枠 |
サイズ | H500xD50xW2,000(多種) |
材料 | ボンデ鋼板 t1.6㎜ |
材質 | スチール(鉄) |