高さ9mの鉄製「背かご付きタラップ」は、現場の安全と信頼を支える重要な構造物です。タラップとは縦方向の昇降用はしごで、背かご付きは作業者の背後からの転落を防ぐ保護枠が特徴になります。

9mという高さは、工場の高層タンクや設備点検の場面で必要とされ、設計や設置には高い職人技が求められます。

構造強度や耐候性、設置現場への適応など、一つとして同じものはありません。また労働安全衛生法などにより、一定以上の高さには背かごの設置が義務付けられており、安全装置としての役割も果たしています。

見上げればただの鉄のはしごに見えるかもしれませんが、タラップ（はしご）はФ48.6と太めの柱になっています。
取っ手部分は握りやすくやや細めのФ27.2になります。その一本一本に「命を支える技術と誇り」が詰まっているのです。3分割になっていて全長で9mになります。背かご部分で6mになります。