特注のステンレス手摺を製作する際、パイプ径の選定は見た目や強度とともに、「握りやすさ」も重要なポイントです。

中でもФ34(直径34mm)のステンレスパイプは、手のひらにしっかりとフィットし、子どもから高齢者まで握りやすい太さとして多くの現場で採用されています。
細すぎず、太すぎないこのサイズ感は、安全性・操作性のバランスが取れており、住宅・施設問わずおすすめです。
ステンレスの化粧パイプですと、Ф27.2、Ф30、Ф32、Ф34、Ф38、Ф42.7あたりが手摺として採用されことがあります。
鉄ですとФ28.6、Ф31.8、Ф34、Ф35、Ф38.1、Ф42.7あたりです。

またパイプには板厚があり、同じ径でも厚みが違うものがあります。
強度を出すために厚いものを選定することがありますが、重量が重くなってしまうのと、重量が増えると値段もあがってしまうので1.5ミリをおすすめしています。鉄だと1.6ミリ。
弊社では手摺やタラップ(はしご)にはФ34x1.5をおすすめしています。




