排水トラップとは

排水トラップとは流し(シンク)の排水部分に取り付ける排水器具のことです。排水の匂いや害虫が上がってこないよう水を貯める機構がついています。

シンクには必ず排水が必要です。シンクの心臓部と言っても過言ではありません。
その排水の要となるのが排水トラップです。多くのタイプが水を溜められる機構がついており、下水からの防臭の役割をはたしています。

当社で製作するシンクは、取り付ける排水トラップに合わせて下穴を成形加工して取り付けられるように加工します。
排水トラップは弊社で用意したものでもお客様で用意されたものでも、どちらでも対応可能です。

排水トラップの選び方

トラップも沢山の種類があり、どれにすればいいか迷われるかと思います。

当サイトでは通称「塩ビ」といわれるポリ塩化ビニル樹脂性の排水トラップを選択できるようにしており、おすすめしています。安価で丈夫であることが理由です。
トラップの大きさはφ180とφ115の2種類があり、通常は掃除やメンテナンスがしやすい大きいФ180をおすすめしますが、槽の大きさによってФ115になることもあります。

塩ビ以外にも耐食性に優れたステンレス製、頑丈で耐熱に優れた鋳物製などがありますが高価になります。
ステンレス製や鋳物製は塩ビと違い、Ф120やФ125など様々なサイズバリエーションが存在します。

その他にもオーバーフロー用や目皿、共栓とよばれる形状のものがあり、取り付け用途によって選定します。

栓のバリエーション

排水ホース取り付け口の注意点

排水ホースの取り付ける口も40Aと50Aという規格があります。径が大きく、水がよく流れる50Aを選択しています。
40Aは「1 1/2」「インチ半」とも呼ばれ外径で48.6ミリです。50Aは「2」「2インチ」とも呼ばれ外径60.5ミリです。

A呼称 B呼称 通称 外径(mm)
40A 11/2 インチ半 48.6
50A 2 2インチ 60.5

選定の際は排水ホースの先の排水の径をよくご確認ください。配管が小さく50Aが入らない場合があるため注意が必要です。

排水の選択はわたしたちプロでも専門用語や特殊記号が複雑でわかりづらいものが多いです。
お困りの際は、排水トラップの選定から当社にお任せください。

ピッタリかなもの
かなものたろう

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