スロープ用手摺製作
スロープ用手摺をオーダーメイドで製作致します。
スロープ用手摺りは、文字通りスロープにつけて上り下りの際の歩行の補助となる手摺りです。必要なときにはしっかりと握られる物ですので、頑丈に取り付けなくてはなりません。
また、握るだけではなく、持ちながら進むので「すべらせる」という点も重要です。
企業の方に限らず、図面を渡されたが、どうすれば良いかとお悩みの方、どこに頼んだら良いかお困りの方、まずはこのページをご覧頂き、今すぐお問合せ下さい。
「スロープ用手摺りのポイント」
まず第一に、設計精度が重要です。傾斜に沿ってしっかり合わせなければならないので、現場での勾配測定をしっかり行わないと非常に使いづらいものになってしまいます。
手摺の太さは一般的な34mmがお勧めです。こちらも他の手摺りと同様、使用される方に合わせ、32mmや38mmにするのも良いです。一般的には34mmはしっかり握ることができるので、握ることが重要な場面に向いています。38mmは捕まりながら歩くようなことが多い場合に合っています。
また安全面に気を使いますと端部はR加工がお勧めです。素材は、室内と屋外で違いますが、屋外の場合は夏と冬の温度差に気をつけた方が良いです。その場合はステンレスなどの金属よりは樹脂が合います。
屋外では紫外線による劣化が強いので、UVに強い樹脂をお勧めします。屋内であれば、耐久性の高いステンレスなどの金属がおすすめです。
踊り場があるケースでは、いかにになめらかに繋げるかが転倒防止の観点で重要です。間が切れたようなデザインはスロープには向きません。
手摺りの種類について
手摺にもいろいろな種類があり、用途に合わせて、笠木や支柱が角パイプ、丸パイプ、フラットバーなどから選ぶことができます。
取付場所や用途を教えて頂ければお勧めできますのでお気軽にご相談下さいませ。
それぞれの手摺りの種類については画像をご覧下さい。
手摺のジョイントについて
4m以上の長い手摺や、曲がったり運送でかさばる形状の手摺はジョイントすることがあります。
長い手摺はトラック1台に乗らないためチャーター便になり運賃が高額になってしまいます。
1本物でなくてもよければ分割してジョイントを現場で結合していただくことをおすすめしています。
こちらの写真は丸パイプのジョイント方法の一例ですが、ジョイントパイプ(入れ子)を内径にいれ、差し込んでジョイントします。足元を固定すれば抜けることはありませんが、ジョイントした箇所をビス止めすればより丈夫になります。
ジョイント箇所も半分ではなくても任意の場所でもできます。
「製品が長くて頼めなそうにないかも」とお困りの方がいましたら、まずはお気軽にご相談ください。
私たちに、安心しておまかせ下さい
私たちは一般住宅はもちろん、公共施設、温泉や銭湯、老人ホームなど様々な箇所の浴室手摺を製作し納品してきています。皆様のニーズに合わせたデザインや安全性、取付方法を実現することが可能です。1度ご相談ください。
手摺の仕上げや太さ、形状などあらゆる部分で対応可能です。
製作費用の目安
金額 目安 | 総mあたり(すべての長さを足した長さ) ・ステンレス:5,000円/m ・鉄(サビ止め):2,000円/m ・鉄(焼付):4,000円/m |
納期 目安 | 大きさ形状によりますが、シンプルなもので10営業日~大きいもので20営業日(1ヶ月) |
- 詳細は大きさや形状、材質により異なるためご相談ください。
- 費用に関しては、柔軟にご相談承ります。
- 相見積り目的のみでの見積のご依頼は他のお客さまの大事な時間を取ることになりますので、ご遠慮下さい。
製作事例
商品カテゴリ | 手摺(てすり) |
用途 | 学校・教育機関における扉のレール |
納入先 | 長野ろう学校 |
サイズ | 1750x100x25(mm) |
材料 | 1.2mm厚 |
材質 | SUS304 |
仕上げ | ヘアライン |
この手摺は子供と大人が使用できるように2段の手摺が付けられています。通常2段になる手摺は壁に取り付けるブラケットを独立させて取り付けることが多く、デザイン的にはあまり見た目がよくないケースがあります。
ところがこの手摺は、フラットバーのブラケットに大人用・子供用双方の手摺が付けられるよう2段になっており、機能性とデザイン性を兼ね備えた手摺となっています。
さらに、ステンレスSUS304を使用し、表面はヘアライン処理を行っているのでスタイリッシュな仕上がりとしました。
商品カテゴリ | 手摺(てすり) |
用途 | 手すり |
納入先 | 長野県内給食センター |
サイズ | L=7300 H=900 |
材料 | Ф38 脚Ф34 |
材質 | ステンレス SUS304 |
仕上げ | HL(ヘアライン) |
この手摺は1.5mのステンレス製のものですが、現場での取り付け作業が簡単にすむように脚部分の寸法・ピッチを現場に合わせて製作しています。
この手摺は現場に設けられた穴に手摺の脚を入れコンクリートで固めるコンクリート止め(通称:コン止め)を行いますので、新規に手摺を設置する際に用いられる方法です。
これとは別に手摺を新たに設置したり、改修するケースでは、脚部にベースプレートを溶接し、現場でアンカーボルトを打つ方式を採用します。
商品カテゴリ | 手摺(てすり) |
用途 | 屋外用階段 |
納入先 | 学校 |
サイズ | 3m |
材料 | 丸鋼・丸棒 |
材質 | 鉄 |
仕上げ | SOP(ペンキ塗り) |
この学校向けに納入させていただいた鉄製の手摺は、上記の写真以外にも手摺が多く必要とされる工事でしたので、現場での作業性が向上するように仕様変更のご提案をさせて頂きました。
まず、当初の設計では1F・2F・3Fの手摺の寸法・部材に違いがありました。手摺などの現場の取り付け工事はなるべく部材の間違いが起こらないように統一することが作業性の向上に繋がるので、まず階ごとの仕様の統一をお願いしました。
こうすることで、作業者の間違いがなくなった上に、取り付けの順番が変更になった際にも柔軟に対応が可能となったので、トータルの作業時間を大幅に短縮することができました。
商品カテゴリ | 手摺(てすり) |
用途 | 階段昇降用 |
納入先 | 某長野県内の駅 |
サイズ | 約150m |
材料 | 丸パイプなど |
材質 | SUS304 |
仕上げ | ヘアライン処理 |
実際の階段の勾配と、図面の勾配が違っており、お客様から「なんとかならないか」と相談を受け、手摺の再加工と現場での加工などをさせていただきました。
最終的には綺麗に納まり、お客様にも喜んでいただきました。
この手摺は、現場施工が楽になるよう細部に渡って工夫されています。通常は手摺とブラケットを一体にしたものを納入し現場で取り付けますが、このケースでは、先にブラケットを壁に取り付けた後にパイプ(笠木)を上に乗せ取り付ける方法を取っています。
こうすることで部品単位で納入ができるので納入・搬送も楽になる上、現場での取り付け作業および位置あわせに要する作業が大幅に低減します。
納品までの流れ
- ①お問い合わせ
- ②図面・イメージ画の送付
- ③見積もりの送付
- ④ご入金の確認
- ⑤製作の実施
- ⑥ご納品
①お問い合わせ
お電話、FAX、メールフォームのいずれかからお問い合わせください。
形状のご指定が必要な場合は、FAX、メールフォームにてラフスケッチや参考写真などを送付ください。
②図面・イメージ画の送付
形状のご指定がある場合、弊社で図面を作成、お送りいたします。
完成品のイメージについてご了承いただき次第、見積もりを行います。
③見積もりの送付
製作費、送料、納期の見積もりを作成、お送りいたします。
納期のご相談についても柔軟に対応いたします。お気軽にお問い合わせください。
④ご入金の確認
見積もり内容に合意いただき、入金確認が取れ次第、製作を開始いたします。
ご不安な点などご質問も受け付けております。製作以外の施工や取付等に関するご相談も承ります。
⑤製作の実施
切り出しから仕上げまで社内で一括対応。迅速に加工を進めます。
⑥ご納品
丁寧に梱包し、ご指定いただいた住所に郵送いたします。
私たちの強み・他との違い
みなさんに「安心して」「便利に」「身近に」金物を使って頂くために…
1点からオーダーメイド作成
オーダーメイドというと、ある程度発注規模が大きくないと無理なのではと不安は不要です。私たちはオーダーメイドも喜んで製作します。ご心配なさらずにご相談下さい。
遠方でも安心のアフターケア
製作してお送りする全国対応をお送りしています。しかし現場によっては寸法通りでも取り付かないことも。私たちは、そういう場合でも新規扱いではなく、できるだけ修正対応します。
他社製品の補修・再製作OK
ずっと使っていた物ほど、製作先が分からなくなる物。私たちは、対応できる製品であれば他社製品の補修や再製作を承っています。他社で断られた、対応してもらえない物ご相談下さい。