金属加工をするときに定盤という台で作業します。

定盤とは、平面の基準となる水平な台のことです。

「じょうばん」と読み、「定磐」と表記することもあります。

板金した板やパイプを定盤に乗せて溶接したり、研磨したりします。

 ケガキや加工、検査・測定の際にも使用します。 曲げ加工や接着加工を行う際にもこの台の上で作業を行います。

溶接は電気で加熱して、金属を溶かして接合するのですが、定盤が金属でできているのでそこに電気を流して、定盤の上で溶接します。

定盤はいろいろな作業をするので傷がついたり、溶接のスパッタがついたり、サビがでたりします・

作業するにあたり定盤はとても大切な場所です。

弊社では環境整備を毎朝行っているのですが、玄関、トイレ、床、定盤が重点箇所にしています。

私達が魂を転写して作る製品の良し悪しを決める大切な場所です。

だから定期的に磨き大切にしています。